株式会社 まるなか
魚津名産
蜃気楼の見える魚津
かまぼこ工房 まるなかの歴史
現在のまるなかの社長(父ちゃん)の親にあたる
まるなか創業者の中村 次二(祖父ちゃん)(94歳)の
親にあたる中村 政次郎さんが魚津市で
かまぼこ業を行っていました。昔、魚津には沢山の蒲鉾屋さんがありました。
当時、魚津市のかまぼことは魚津市近海で取れた雑魚を中心に作っていました。現在のすりかま。
色は黒いが絶品です(^^vバターで炒めれば絶品です!!!
(似鱚ニギス・ミギス)の事です。
昆布巻の歴史
今では富山名産昆布巻かまぼこが有名ですが、ここ魚津では当時、すりかまをもっと美味しくできないものか?と考え出され、当時北前船による北海道との交流が盛んであった為、早くから昆布の旨味(グルタミン酸ソーダ)を使い昆布にすりかまをのせ、巻いていったと考えられます。
現在では定番の形・色になっています。
細工かまぼこの歴史
ここ、富山の結婚式で有名なのが
大きな籠に盛られた細工かまぼこの数々
中でも一番のメインである鯛のかまぼこ
新郎側から大きな鯛を新婦側に送る風習が富山県にはあります。
その大きさで新婦に対する想いを見せるとのことです!?。
現在ではよりコンパクトかつ配りやすさが多いです。
余談ですが結婚した年のお歳暮には
新婦側から全国的に有名なぶりを新郎側に送る習慣もあります。
(出世魚のため新郎が出世するようにと)
さて、通常、鯛は赤色と言うイメージが強いですが
次二じいちゃんは鰍ワるなか創業前に
実家の中村商店で親(政次郎さん)、お兄さん(次一さん)と共に蒲鉾屋を営んでいましたが、一人武者修行で大阪に行っていました。
その際に和菓子からヒントをえて色彩のバランスを考えて作り出されたのが魚津独自のピンク色の鯛の誕生です。
さらに富山にさつま揚げを持ってきたのも(次二じいちゃん)だそうです。すごい!!
現在では天然色等の問題で赤色の鯛も注文にはあります。
なお、細工蒲鉾(婚礼蒲鉾)は富山が有名ですが、島根県にも細工蒲鉾がありますよ。